



ラストは打ち切り?
岡村賢二「萬山十番勝負 + 萬無頼伝」
本日は、
岡村賢二先生の萬山万五郎シリーズをご紹介
本作は大相撲漫画
岡村賢二先生は、以前も「蹴速の闘魔神」「闘魔伝」を描いてました
幕下から、
五場所連続で勝ち越しで「平成の怪物」と謳われた、
萬山万五郎を主人公とする当シリーズ
上記の「萬山十番勝負」は、
リイド社の故・月刊リイドコミック連載
その後

日本文芸社「別冊漫画ゴラク」で、
「萬無頼伝」として新シリーズが連載されました

とんでもない強さを持ちながら、
勝ったり負けたりで戦績はもうひとつの萬山

こういった信念もあるのですが、
一番の理由は・・・

八百長やってます
大相撲での星の売り買いが大問題になったのは、
昨年・2011年ですが、
まぁ、皆そんなもんだと思ってましたわなぁ
本作は、
「萬山十番勝負」が若貴時代
「萬無頼伝」がドルジ時代です
結構間が開いちゃってるけど気にしない
萬山、歳とってねぇし
当然ながら、その時代の有名力士がモデルのキャラが山盛り
様々な理由で星を買おうとする力士たちが、
萬山と取組する事によって、
自分の相撲を取り戻したり
地獄送りになったりします
金で動くアウトローでありながら、
その実、人の情を誰よりも理解している・・・この手の作品の王道ですな
BJとか
以前ご紹介した「鉄と剣」もそうですが、
岡村先生、良くも悪くも安定した娯楽作を描かれます
今やってる「新・影狩り」も、スゲェ安定感だし
しかし本作
2作目の「萬無頼伝」が、なんかスゲー中途半端に終わってます

山ごもりをしていたという横綱・那智之華
最強の敵となりそうな男が登場すると同時にチョン!
ジャンプ打ち切り漫画っぽいちゃあそうですが、
日本文芸社だし、ひょっとしたら未収録あり?
気になる・・・
でもまぁ、そのうち忘れた頃に復活するかもしれません、萬山
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