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300年前も
2011年11月24日 (木) | 編集 |
元禄御畳奉行の日記
現代も、人間そんなに変わんねぇ

神坂次郎・横山光輝「マンガ 元禄御畳奉行の日記」

本日は、横山御大の作品群でも、
最大級の異色作をご紹介

神坂次郎氏の「元禄御畳奉行の日記」のコミカライズです

横山御大は、数々の時代モノ漫画を描かれていました
「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」などなど
有名人目白押し

その流れの一つと言えなくもありませんが、
この「マンガ 元禄御畳奉行の日記」の主人公・朝日文左衛門重章は・・・
何もしてません

元禄の頃、尾張藩・尾張徳川家の下級武士であり、
御畳奉行なる役職ではありますが、
現代で言うところの管理職の用度課長

本人もいたって平凡
酒と女と博打を愛する俗物です

そんな彼ですが、一つだけ大きなモノを遺しています
日記です

「鸚鵡籠中記」と名付けられたその日記
期間26年8ヶ月・日数8,863・冊数37・字数200万と、
素晴らしく膨大

当時のゴシップ記事が山盛り詰め込まれたこの日記
一般庶民視点での元禄時代が描かれていて、頗る面白い

それが横山御大のクールでシニカルな作風にピッタリマッチ

しかし、300年以上昔の人々なのに、
現代人とあんま変わんねぇもんですなぁ

貧困の為、自宅を博打宿にしたのはいいが、
どうやらその発覚は時間の問題
切腹が怖くて仕方ない武士が、

食い過ぎ自殺

食い過ぎ自殺を図ったり

ひどい下痢で苦しんでいた武士
長屋の便所を拝借したのはいいが、
その長屋にも同じく下痢で苦しむ老婆が居り、
武士が篭ってる便所を
「戸が開かない!!」
ってんで覗き込んだら・・・

老婆

ビビった武士が「げぇっ妖怪!」と斬りかかっちゃった
(幸い老婆は軽傷で済んだ)

コントかよ
「世界まる見え!テレビ特捜部」のナレーションが脳裏に浮かんじゃったり

テンパっちゃった人たちの、
本人が大真面目なだけに笑える姿をご堪能下さい

この朝日文左衛門重章の日記は、
他の作家もコミカライズしています
石川サブロウ先生の「ひょぼくれ文左」とか

まぁ、あれは人情ドラマとして、相当アレンジされてましたから、
ぶっちゃけオリジナルですわな

石森章太郎先生の「フォーカス奉行 朝日文左衛門」ってのもあったと思いますが、
店主未読なんス

いずれ読みたや
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