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国民的スポーツ
2011年10月09日 (日) | 編集 |
どぐされ球団
当時はそうでした

竜崎遼児「どぐされ球団」

過ぎ去りし時代・昭和
あの頃は、野球が国民的スポーツでした

本日は、1978~1982年に、
集英社・月刊少年ジャンプで連載された、
竜崎遼児先生の「どぐされ球団」をご紹介

主人公・鳴海真介江川2世(時代を感じる・・・)と呼ばれた豪速球投手だったが、
死球を受け骨折した状態でフルスイングをした結果、
右手人差し指を切断してしまう
この指では・・・と、野球を捨てる覚悟をする真介の前に、
プロ球団・明王アタックスのスカウトが現れる

いきなり初っ端から、
主人公の指がブチィ!!と千切れるという、
かなり衝撃的な本作

指を犠牲にしたフルスイングは、結局大ファールだった訳ですが、
その大ファールを見たスカウトマンが、
コイツは打者として大成出来る!!と判断

ボールは投げられないんで、代打専門になります

この明王アタックス、オーナーが金の亡者で、
選手獲得に殆ど金を使えません
っつー訳で、
他所で使えないポンコツや、
はぐれ者ばかりを集めてるという・・・


付いたあだ名がどぐされ球団

主人公を筆頭に、
ホントブッ壊れたヤツしかいません、アタックス

・死球で殺人してしまい、野球で死ぬ事を願う野球殉教者
・元相撲取りで、テッポウで返球するキャッチャー
・オフシーズンはサーカスの軽業師やってる二塁手
・事故で片目を失った、身長2m10㎝の一塁手
・スイッチバッターならぬ、スイッチピッチャー

などなど

やたらキャラが立ってるチームではあるんですが、
内容は驚くほど地味でシビアです

栄光を掴む選手よりも、
挫折し、消えていく選手の方が目立つと言うか

主人公がねー、またクソ真面目豆腐メンタルなんスよ

ちょっと好調かと思うと、
すぐに絶不調に陥り、3打席だ5打席だノーヒットになります
普通の選手なら、そのくらいなんて事も無いんですが、
代打専門ですからね、それじゃ話にならない

全話通して、7割くらいは不調訴えてるような気さえする
まぁ、それだと打率3割ですから、
冷静に考えるといい成績なんですけど

主人公のライバルキャラにもやたら厳しい

高校野球時代からの宿命のライバルっぽいヤツは、
アッと言う間にモブ以下の扱いになり、
やたら強キャラっぽく出て来た新ライバルは、
速攻でプロの洗礼を受けて廃人同然に

うーん、シビアだ

非常に地味な作品ではありますが、
これがどうしてなかなか面白い

そうじゃないと4年も連載せんよね

実在選手がかなり出て来ますので、
昭和プロ野球が好きな方は必読
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