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画力 × 知識 =
2010年10月16日 (土) | 編集 |
柳生連也武芸帖
説得力

とみ新蔵「柳生連也武芸帖」

本日は、とみ新蔵先生の「柳生連也武芸帖」をご紹介

柳生新陰流 五代目宗家・柳生連也(厳包)の生涯を描く作品です

これがまた、非常に渋いが面白い作品
作者のとみ新蔵先生は、劇画界の大物・平田弘史先生の実弟
兄譲りと言っては失礼か、見事な画力の持ち主です

更にご本人が剣術をなさっておられる事もあり、
非常に説得力のあるモノとなっています

作中で連也の剣戟シーンには、結構な割合で手書き解説が入ります

「剣先をわずか右にひらいて 相手の攻撃を誘う」

「左足を退き 対手の太刀をかわすと同時に 対手の首への斬りつけ」


これがなんとも言えずカッコイイ

流れるような一連の動作が舞踏のようでもあり、
ああ剣術とはこういったモノなのか
なんとも合理的なモノであるなぁ

と感じます

太ももとか腋の下の大動脈狙いなのね、ガチ剣術

そんな丁寧な描写があるからこそ、
荒唐無稽とも取れる展開にも、異常なまでの説得力があります

連也 1人 VS 山賊 200人

これが漫画的な無双でなく、
あー・・・これは勝てるかも・・・と思わせるのがスゴイ

リイド社の時代劇コミックは、版型が微妙に特殊な事もあり、
あまり書店でも見掛けません
こちらの「柳生連也武芸帖」も全巻揃うのは稀

興味を持った方は、お早目にどうぞ
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