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古都ミステリ
2010年10月12日 (火) | 編集 |
鎌倉ものがたり 傑作選
すごいぞ鎌倉

西岸良平「鎌倉ものがたり 傑作選」

本日は、古都・鎌倉を舞台にした漫画「鎌倉ものがたり」をご紹介
作者の西岸良平先生は、「夕焼けの詩」(三丁目の夕日)でお馴染みのベテラン作家
こちらの「鎌倉ものがたり」も、連載26年目を迎えています

コミックスも現在27巻、
分量的にちとツライ面もありますから、
この傑作選で味見してみては如何でしょう?

推理作家・一色正和先生と、一回り歳の違う若妻・亜紀子の、
鎌倉での生活を描く作品ですが、
この作品世界での鎌倉は実に面白い

河童とか化け猫とか化け狸とかが普通に存在してます
しかもそれを鎌倉市民は皆認知してるという・・・


一色先生は警察の依頼を受けて探偵活動をしているのですが、
そんな世界での事件ですから、結構トンデモないトリックだらけ

実は魔物の仕業でした!
という、中には怒る人が出そうなオチも

しかしその逆で、
如何にも魔物がやった事件かのように見えて、実は機械的トリック
なんてのもあるので侮れない

最初から魔物の類が跋扈する世界だというのは分かっているんですから、
ミステリ的にはフェアだと思います、店主

絵柄はほのぼのっぽいんですが、やたら血生臭い事件が多いのも特徴
首チョンパがデフォですから、この作品
バラバラ死体も多かったり
イメージと違う・・・と思う人もいるかも

でもね、西岸良平先生の作品って、
結構エログロナンセンス路線だったりするんですよ
70年代の作品とか、人類滅亡やたら多いし

そして妹スキーっぽいぞ、西岸先生

映画「三丁目の夕日」で、ノスタルジーほのぼの作家と思ってる方が多そうですが、
西岸良平先生はそんな底の浅い作家じゃありません

この「鎌倉ものがたり」や、短編集を読んでみて下さい
メチャクチャ面白いですから
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